お母さんは、カートをもってきてくれていました。私はそのカートに乗って電車でお母さんのお家に向かいました。お母さんのお家に向かう途中、私はカートの中でとても静かにお行儀よくしていましたが、横目でお母さんの事をじっと観察していました。お母さんは「おりこうさんね」と言って、何度も何度も私の頭を撫でてくれました。
お母さんのお家に着いたら、5年前にお母さんにもらわれて来たシャンプーちゃんが、私を出迎えてくれました。私とお母さんとシャンプーちゃんとの新しい生活が始まりました。私もシャンプーちゃんもどちらも女の子だったので、仲良くはしませんでしたが、特に喧嘩もしませんでした。でもなぜか偶然隣同士にいることが多かったです。そんな時はお母さんはすかさずスマホのシャッターを切っていました。
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