ピースウインズ・ジャパンのワンコツアーに参加してきました！

「ピースワンコ・ジャパン」プロジェクトは、ピースウインズ・ジャパンという団体が、広島県神石高原町と連携し、「殺処分をゼロにする」という目標を掲げ、犬の保護、譲渡活動をしているプロジェクトです。

「広島の犬の殺処分ゼロ948日間継続中。

今までの総保護数 4453 頭

今までの譲渡・返還数 1143 頭

（2012年～2018年9月末）」だそうです。

ふるさと納税で寄付をすることで、殺処分ゼロの活動に協力することが出来ます。

私はふるさと納税で寄付をして、そのお礼として選べた「ワンコツアー」に2018年10月に参加しました。ワンコツアーでは、神石高原にある犬の保護施設の見学や、少しだけボランティア活動もさせて頂きました。

ワンちゃんたちの大歓迎を受ける

冷暖房完備の犬舎の各部屋には、ワンちゃんたちが3匹~4匹づつぐらいのグループに別れて生活していました。すぐさま私達に寄って来て、二本足で立ち上がり、ドアの硝子部分にへばりついて、元気に吠えながら尻尾フリフリ私たちを出迎えてくれた子、少し離れたところから私たちを警戒している子、一番隅に小さくなって、怖がっている子、でもみんなとてもおりこうさんでした。そのうちの何匹かに、お散歩や、餌やりをさせて頂きました。みんな人慣れしていて餌をやる時も　”待て”　ができました。各部屋の奥の扉を開けると各部屋共通の外のドッグランにつながっていて、みんな元気に走り回っていました。

施設を見学し、ワンちゃんたちの世話を体験し、想像力を働かせる

私のような外部から来た者でも、いろいろと容易に想像が出来ました。私は、いつも、何事も想像力を働かせる事が大事だと思っています。

例えば、今回のツアーでは、ツアーに参加した私たちには、きっとおりこうさんなワンちゃんたちだけを見せてくれたんだろうな。別の施設には、人間にまだ心を開かないワンちゃんたち、人間に対する恐怖心のために、人間に対して、或いは他の犬に対してすごくどう猛になっているわんちゃん達や、おびえ切っているワンちゃん達がたくさんいるんだろうな、と想像出来ました。そして、そんなワンちゃんたちを世話したり、訓練するのは、身体的にも精神的にも、私たちの想像を絶するぐらい大変なんだろうなと、想像出来ました。今回のツアーでは、きれいな施設や、おりこうさんなワンちゃん達だけを見せて頂き、現実の難しい問題や、厳しい事情などのところは、まだ見せて頂かなかったとしても、全てのワンちゃんに幸せをという、スタッフの皆さん全員が一丸となり、目標に向かって、とても熱く、強い気持ちで仕事をされているんだなと感じました。「ローマは一夜にしてならず」、決してあきらめず、少しづつでも、ワンちゃんたちが幸せに向かって成長できるように、根気強く毎日の世話と訓練を続けて、ワンちゃんたちそれぞれの幸せへの一歩一歩を温かく見守り、サポートされているのだと強く感じました。

また、来年もお邪魔したいと思いました。